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関西電力 美浜原発3号機 約2か月半の定期検査終え運転再開
　17:27
　関西電力の美浜原子力発電所3号機は、定期検査のため、およそ2か月半の間、運転を停止していましたが、21日、原子炉を起動して運転を再開しました。
　美浜町にある関西電力の美浜原発3号機は、ことし3月に定期検査に入り、およそ2か月半にわたって、運転を停止していました。
　定期検査では、原子炉の核燃料を取り替えたり、配管の厚みが薄くなっていないか検査したりしましたが、大きな異常は確認されなかったということです。
　そして、21日、関西電力は定期検査の最終段階の調整運転を行うため、午後1時に核分裂を抑える制御棒を引き抜いて原子炉を起動させました。
　午後5時現在、運転再開に伴うトラブルは確認されていないということです。
　関西電力によりますと、美浜原発3号機は22日には、核分裂が連続する「臨界状態」となり、来月18日に営業運転を再開する予定です。
　これで、県内で運転する原発は6基になります。