[2025_05_05_04]原発デブリ、採取2回目は約0.2g 汚染水発生量は2024年度2.6万トン(東京新聞2025年5月5日)
 
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原発デブリ、採取2回目は約0.2g 汚染水発生量は2024年度2.6万トン

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 東京電力福島第1原発2号機で溶融核燃料(デブリ)の2回目の微量採取で、東京電力は4月24日、採取したデブリについて重さは簡易測定で約0.2グラムだったと明らかにした。前回の3分の1以下だった。大きさは4〜5ミリほどとみられる。表面は黄色がかっていた。前回と同様、核分裂で生じる放射性物質「ユーロピウム」が検出された。
 詳細な分析のため、25日に日本原子力研究開発機構の茨城県大洗町にある研究施設に運んだ。成分などを調べ、本格的な取り出し方法の検討に役立てる。
 2024年度の汚染水発生量を公表し、1日当たり平均で約70トンとした。年間で約2万6000トン。2023年度の1日約80トンから減った。降雨量の減少が要因になったとしている。
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