| [2025_10_30_04]青森 再処理工場で内部被ばくの可能性 複数のミス重なったか(NHK2025年10月30日) | 
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 16:06 六ヶ所村にある使用済み核燃料の再処理工場で、フィルターを交換していた作業員1人が内部被ばくをした疑いがあるトラブルについて、日本原燃の増田尚宏社長は30日謝罪をしたうえで、今回のトラブルは複数のミスが重なって発生したとする見解を示しました。 日本原燃は六ヶ所村の再処理工場で、建物内の空気を外に排出する換気設備の放射性物質を取り除くフィルターを交換していた作業員が、「内部被ばくをした可能性がある」と今月27日に発表しました。 このトラブルについて日本原燃の増田社長は、30日の記者会見で「本人や家族、地域の皆さまに大変ご心配をおかけし、申し訳ございません」と謝罪しました。 そのうえで、換気設備のフィルターを交換する際に、放射性物質が付着したフィルターを入れた袋の外側に本来は付着しないはずの放射性物質が確認されたことを説明しました。 また、作業中に装着する半面マスクのフィルターを汚染されていないものに交換する際にも何らかのミスがあり、放射性物質を吸い込んだ可能性があるとして、増田社長は今回のトラブルはこうした複数のミスが重なって発生したとする見解を示しました。 今のところ内部被ばくをした可能性がある作業員の体調に異常はなく、周囲への影響もないとして、この作業員は検査を受けつつ業務にもあたっているということです。 日本原燃は引き続き、作業員が内部被ばくをしたかどうか調べる検査と原因の解明を進めるとともに、再発防止策を講じることにしています。  | 
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