[2025_10_28_08]核燃料保管3100tに 県内(東奥日報2025年10月28日)
 
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核燃料保管3100tに 県内

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 むつ市の中間貯蔵施設に使用済み核燃料24tが新たに搬入されることで、県内全体で一時保管中の核燃料は計3100t超となる。

 貯蔵量の内訳は、日本原燃・六ヶ所再処理工場(六ヶ所村)が2968t、東北電力東通原発(東通村)が100t、中間貯蔵施設は2025年度搬入分を含めて36t。国は、使用済み核燃料を化学処理して再び燃料化する「核燃料サイクル」政策を掲げるため、保管中の核燃料は再処理工場へ搬出されることになる。
 しかし国内唯一の商業用施設である六ヶ所再処理工場が未完成のため、各地の原発内に核燃料を留め置いた状態が続く。全国の貯蔵量は容量の約8割に及んでいる。  (佐々木大輔)
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