[2025_08_01_03]「北海道・三陸沖後発地震注意情報」にも備えを カムチャツカ半島付近の巨大地震でも注目 福島は10市町が対象(テレビユー福島2025年8月1日)
 
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「北海道・三陸沖後発地震注意情報」にも備えを カムチャツカ半島付近の巨大地震でも注目 福島は10市町が対象

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 ロシアのカムチャツカ半島付近で起きた地震の影響で津波が発生しましたが、福島県内ではこちらへの備えも必要です。それが「北海道・三陸沖後発地震注意情報」です。マグニチュード(M)7以上の地震が発生した際に、より大きな地震への注意を促す情報で、福島県内が対象となっているものがあります。

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 2011年の東日本大震災の2日前、M7.3の地震が発生し、県内では沿岸部に津波注意報が出されました。M9.0の東日本大震災はその2日後に発生しました。この教訓を生かすために3年前から始まったのが「北海道・三陸沖後発地震注意情報」です。
 気象庁は、北海道から岩手県の太平洋沖にかけてM7程度以上の地震が発生した場合に、その後、M9クラスの巨大地震が発生する可能性があることへの注意を呼びかけます。福島県内で対象となるのは、3メートル以上の津波が想定される浜通り沿岸の10市町です。
 この情報が発表された場合、対象の自治体は、住民などに対し1週間、ただちに避難できる態勢をとるよう呼びかけることになります。ただし、内閣府は「事前の避難の呼びかけなどは行わない」としています。
 気象庁は、今回カムチャツカ半島付近の地震は距離が離れているとしてこの「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を出しませんでした。実際に発表される前に、この情報を正しく理解し備えておきましょう。
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