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[2025_07_29_03]【続報】玄海原発にドローンとみられる3つの光「市場で手に入るドローンではない」2時間にわたり構内にとどまる(日テレ2025年7月29日) | ![]() |
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18:15 佐賀県玄海町の原子力発電所の敷地内で、ドローンとみられる「3つの光」が目撃された問題です。専門家は、この光がドローンだった場合、一般の人が入手できる製品ではない可能性が高いと話しています。 九州電力によりますと、26日午後9時ごろ、佐賀県玄海町の玄海原子力発電所の正門付近で、ドローンとみられる未確認の光が3つ、目撃されました。 未確認の光は2時間ほど敷地内にあり、その後、敷地外に出て行ったということです。 発電所の設備に影響はありませんでした。 ドローンなどの「小型無人機」に関しては、原子力発電所や空港などの重要施設とその周辺、およそ300メートルの上空で飛行させることは法律で禁止されています。 違反すると、1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金が科せられます。 玄海原子力発電所で未確認の光が目撃されたことを受け、福岡県は29日、九州電力に対し対策の強化を要請しました。 原子力規制委員会の山中伸介委員長は29日、玄海原子力発電所で目撃された未確認の光に関し、ドローンという言葉を使って、対策強化を求めていく考えを明らかにしました。 ■原子力規制委員会・山中伸介委員長 「ドローン等の検出については、関係機関と協力してしっかりと進めていきたいと考えています。」 未確認の光の正体がドローンの場合、その目的は何だったのでしょうか。 テロ対策や核セキュリティーに詳しい公共政策調査会の板橋功研究センター長は「3つの可能性」を指摘します。 ■公共政策調査会・板橋功 研究センター長 「1つ目は悪意を持った攻撃の可能性。2つ目は、いたずら目的やマニア的な犯行。3つ目は、他国の機関や特定の思想を持った人物などが情報収集の目的で飛ばしている。」 一方、ドローンの安全利用のためのガイドラインを発表している団体の副理事は、およそ2時間にわたって光が動いていたことから、ドローンだとすると国内で一般に流通しているものではない可能性が高いと指摘します。 ■日本UAS産業振興協議会・千田泰弘 副理事長 「2時間飛ぶというのは、とても今の市場で手に入るドローンではない。ドローンを使ったいたずら、悪いことをする、非常に心配しています。」 九州電力によりますと、敷地内や周辺でこれまでにドローンなどの不審物は見つかっていません。 玄海原子力発電所では1号機と2号機は廃炉作業中、3号機は運転中、4号機は27日から定期検査に入っています。 |
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KEY_WORD:玄海原発-ドローン3機-2時間飛行_:GENKAI_:廃炉_: | ![]() |
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