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[2025_07_09_06]【原発】再稼働の判断は9月以降に 花角知事が立地自治体と懇談 柏崎市長「再稼働の結論出すべき」(テレビ新潟2025年7月9日) | ![]() |
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20:15 柏崎刈羽原発の再稼働議論について、その是非をめぐって県民の多様な意見を見極めるとする花角知事は9日、柏崎市長や刈羽村長と意見交換を行いました。柏崎市長は「再稼働の結論を出すべき」と知事に迫りました。 午後3時から始まった知事と市町村長の懇談会。 ことし5月に魚沼市で行われたのに続き、9日は原発が立地する柏崎市や刈羽村など6つの自治体の市町村長と意見を交わしました。 〈花角知事〉 「柏崎刈羽原子力発電所の再稼働の問題について皆さまから率直な今のお考えなり、 気持ちを聞かせていただけたらと思っております」 国や東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原発。政府は6月27日、原子力災害が起きた際の方針をまとめた「緊急時対応」を了承していて、今後は地元の同意が焦点となります。 再稼働の是非を判断する前に県民の多様な意見を見極めるとする花角知事。その主な手法として、各市町村長との意見交換や公聴会、そして、県民への意識調査の3つをあげています。 判断を示さない花角知事に対し、柏崎市の桜井市長はたびたび苦言を呈してきました。 〈柏崎市 桜井雅浩市長〉 「再稼働への判断はこの夏の中にはなされない可能性が高くなってきた。非常に残念であります。新潟県のスケジュール感で日本のエネルギー政策が翻弄されていいのか」 こうした中、県は8日、県民意識調査を8月中旬にも始めると発表。県内に住む18歳以上が対象で9000人以上に調査票を配布します。このため再稼働の判断は調査が終わる9月下旬以降となる見通しとなりました。 〈花角知事〉 「多くの本音の気持ち、いろんな考えを確認していきたいと思います。9月末までにはまとめてもらえるということで聞いていますのでそれが終われば一つの大どころは終わるのかなと思います」 9日に開かれた市町村長との懇談会。柏崎市の桜井市長はこの場でも花角知事に対し判断を示すよう求めたといいます。 〈柏崎市 桜井雅浩市長〉 「信を問うという論議が永遠と続いている状況は決して幸いなものではない。新潟県の時間軸もそろそろここで結論を出すべきであると申しあげた」 〈花角知事〉 「私にとっては率直なご意見なり、お気持ちを聞かせていただけたと思っておりまして、貴重なご意見をいただいた」 公聴会や市町村長との意見交換、そして、県民意識調査がすべて終わるのは9月末頃。花角知事が再稼働の是非を判断する時期はいつになるのでしょうか。 |
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