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[2025_06_01_01]柏崎刈羽原発 緊急時の対応方針を住民に説明(NHK2025年6月1日) | ![]() |
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参照元
18:31 再稼働をめぐる議論が続く東京電力・柏崎刈羽原子力発電所について、重大事故が起きた際の住民避難など緊急時の対応方針を国と県が説明する住民説明会が1日、柏崎市で開かれました。 参加した人からは、大雪との複合災害で道路の除雪が円滑に進むのか懸念する声などが出ていました。 住民説明会は1日、柏崎市内で開かれ、ほかの6つの会場やオンラインも含め住民127人が参加しました。 この中で、内閣府の担当者は柏崎刈羽原発で重大事故が起きた際の住民避難や屋内退避などの対応方針を盛り込んだ緊急時対応の案を説明し、大雪との複合災害では天候が回復するなどして安全が確保されるまでは、屋内退避を優先するなどと述べました。 これについて、住民からは放射線量が高くなれば、民間事業者では除雪作業が難しくなるため、態勢は不十分なのではないかと質問がありました。 これに対して内閣府は放射性物質が放出され、被ばく量が高くなると見込まれる場合は、自衛隊などが除雪にあたるとし、訓練などを通じて国や民間事業者との連携を深めていきたいと答えていました。 また、住民の避難先で風評被害が起きることを懸念する声や、事故の際に水道の水源が汚染されることを心配する意見などが出ていました。 説明会のあと柏崎市の70代の女性は「自分が住む地域は市街地よりも雪が積もり、除雪が間に合うのか不安です。避難計画が不十分ではないかと思います」と話していました。 緊急時対応の案については、今月7日に長岡市でも住民説明会が開かれたあと、副知事などが参加する原子力防災協議会で確認される見通しです。 柏崎刈羽原発の再稼働をめぐっては地元の同意が焦点となっていて、住民避難などの対応方針や原発の安全対策についての県の技術委員会の報告書などがとりまとまるなか、花角知事が県民の意見を踏まえ再稼働の是非をいつ、どのように判断するのか注目されています。 |
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