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火災発生の誤情報は伝達ミス 能登地震直後の北陸電力志賀原発
　19:34
　北陸電力の松田光司社長は14日、昨年1月の能登半島地震後に志賀原発（石川県志賀町）で火災が発生したとの誤情報は、現場から「火災はない」と報告があったのに、国への連絡担当者が「火が消えた」と誤って伝達していたことが原因だったと明らかにした。原子力規制委員会との意見交換で説明した。
　地震は1月1日に発生、志賀町で震度7、志賀1号機地下で震度5強を観測した。林芳正官房長官は記者会見で「変圧器で火災」と発表したが、誤情報だった。
　松田氏によると、火災報知機が作動し、現場から「焦げ臭いにおいがする」と報告があったため、「火災発生」と国や消防に連絡した。