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[2025_04_03_05]柏崎刈羽原発の運転に「東京電力の適格性疑問視」 新潟市中央区で県技術委員会・岩井孝委員が講演(新潟日報2025年4月3日) | ![]() |
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04:00 東京電力柏崎刈羽原発の安全性を確認する県技術委員会の岩井孝委員(元日本原子力研究開発機構研究員)の講演会が3月29日、新潟市中央区で開かれた。岩井委員が技術委で指摘した点を解説し、東電の適格性について改めて疑問を呈した。 市民団体「技術委員会に県民の声を届ける会」が主催し、35人が参加した。 県技術委は2月、東電福島第一原発事故を踏まえた柏崎刈羽原発の安全対策に関する報告書を、花角英世知事に提出した。 講演会で岩井委員は東電の適格性について、柏崎刈羽原発でテロ対策上の重大な不備が相次いだ問題などから、「運転適格性があるとは言い切れない」との認識を示した。 東電は2月、柏崎刈羽原発7号機で工事を進めるテロ対策施設「特定重大事故等対処施設」(特重施設)について、工事完了時期を今年3月から2029年8月に延期すると発表した。 岩井委員は特重施設の設置が予定より遅れるのではないかと考え、技術委で指摘していた。実際に延期が発表され、「東電が技術的な能力を有しているか、誠実に対応しているかに疑問を持たざるを得ない」と述べた。 新潟市西区の無職女性(73)は「技術委で何が話されて、どうなったかが分かった」と話した。 |
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