[2025_03_28_04]日本原燃 六ヶ所村のウラン濃縮工場でウラン受け入れ再開へ(NHK2025年3月28日)
 
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日本原燃 六ヶ所村のウラン濃縮工場でウラン受け入れ再開へ

 18:27
 日本原燃は28日、六ヶ所村にあるウラン濃縮工場で原子力発電所の核燃料の原料として使われるウラン、620トン余りをことし10月から12月の間に受け入れる計画を公表しました。
 濃縮工場でのウランの受け入れは2014年以来となります。
 原発で使われる核燃料は、原料となるウランを濃縮して核分裂しやすいウランの割合を増やすなどの工程を経て製造されていて、国内では、日本原燃が唯一、六ヶ所村で商業用のウラン濃縮工場を運営しています。
 工場は、東京電力・福島第一原発の事故を受けて定められた、新たな規制基準に対応するため、2017年から運転を停止していましたが、おととし再開していて、日本原燃は28日、2014年以来初めて、原料となるウランを受け入れる計画を公表しました。
 計画では、カナダの工場で加工された620トン余りをことし10月から12月の間に受け入れることにしていて、専用の容器に入れた状態で船で輸送されるということです。
 日本原燃は「2025年度以降の濃縮ウラン生産を考慮して総合的に判断した」としています。
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