[2025_03_20_01]防災相 イタリアで活用の避難所設備を視察 “環境改善を検討”(NHK2025年3月20日)
 
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防災相 イタリアで活用の避難所設備を視察 “環境改善を検討”

 18:09
 坂井防災担当大臣は被災者の生活支援に力を入れるイタリアで活用されている避難所の設備を視察し、災害の直後から良好な避難生活を送れるよう海外の事例も参考に、避難所の環境改善に向けた検討を進めていく考えを示しました。
 坂井防災担当大臣は20日午後、長野県諏訪市を訪れ、大規模な地震が起きたことを想定し、NPO団体などが避難所を設営する訓練の様子を視察しました。
 設営されたのは被災者の生活支援に力を入れるイタリアで活用されている避難所です。
 坂井大臣は冷暖房や簡易ベッドを備えた宿泊用のテントのほか、食堂やコンテナ型のシャワー室、それにトイレなどを見て回りました。
 そして担当者から、イタリアでは災害発生から48時間以内に、こうした資機材がパッケージで被災地に届けられ、温かい食事も提供されるなどと説明を受けていました。
 このあと坂井大臣は記者団に対し「大変勉強するところが多かった。発災直後から良好な避難環境で生活を送れるよう、必要な機材を確保することは重要で、日本の避難所にどこまで活用できるか検討し、今後に生かしていきたい。官民が連携し、よりきめこまやかな支援体制を整えていきたい」と述べました。
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