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[2024_08_29_05]東海第二原発 防潮堤問題 規制庁“改めて詳細設計示すよう”(NHK2024年8月29日) | ![]() |
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参照元
15:58 茨城県東海村の東海第二原子力発電所で、建設中の防潮堤に不備が見つかった問題で、原子力規制庁は、追加工事の方針を示した日本原子力発電に対し検討すべき影響や評価があるなどとして、改めて詳細な設計を示すよう求めました。 東海第二原発は日本原電が再稼働を目指して安全対策工事を進めていますが、建設中の防潮堤の基礎部分で、鉄筋が変形していたほか、コンクリートが均一に充てんされていなかったなど、工事の不備が去年相次いで明らかになり、原子力規制庁から、建て直しを含む抜本的な設計の見直しを指摘されていました。 日本原電は29日の審査会合で追加工事の方針を示し、不備が見つかった基礎部分は残したまま、鋼鉄の板や鉄骨で補強するほか周辺の地盤改良を行うなどと説明しました。 これに対し、原子力規制庁の担当者からは、基礎部分を残した場合の評価を示してほしいとか、地盤改良を行う際の周辺設備への影響を検討すべきだといった指摘が相次ぎました。 そのうえで、「現時点では工事の実現性の見通しが立っていない」として、日本原電に改めて詳細な設計を示すよう求めました。 東海第二原発をめぐって、日本原電は、再稼働に必要な安全対策工事を来月中に完了する計画でしたが、防潮堤の不備の問題を受けて、再来年12月に延期しています。 |
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KEY_WORD:東海第2-中央制御室-出火_:TOUKAI_GEN2_: | ![]() |
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