[2024_04_26_11]むつ中間貯蔵施設で市に申し入れ書提出 反対派市民団体(東奥日報2024年4月26日)
 
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むつ中間貯蔵施設で市に申し入れ書提出 反対派市民団体

 04:00
 むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設に反対する市民団体「核の中間貯蔵はいらない!・下北の会」(野坂庸子代表)は25日、中間貯蔵施設に関する市の見解をただす申し入れ書を提出した。
 同日、市役所を訪れた同会の栗橋伸夫事務局長が「最長50年の一時保管後に核燃料をどこに搬出するのかはっきりしていない」と強調。▽六ヶ所村の再処理工場が軌道に乗ったことが確認されるまで核燃料の搬入を認めるべきでない▽中間貯蔵施設の事業者、県、市が結ぶ安全協定に貯蔵期間満了後の核燃料の搬出先を記載することが必要−など11項目について市の見解をただした。
 申し入れ書を受け取った政策推進部の角本力部長は「後日、文書で回答する」とした上で、「中間貯蔵施設は使用済み核燃料を一時的に保管する施設で、立地協定にも記載している。(核燃料の搬出は)事業者との約束として果たしてもらわないといけないと理解している」と述べた。
    (山内はるみ)
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