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[2024_08_13_03]日向灘地震震源域で「割れ残り」か 同規模地震再発の可能性も(NHK2024年8月13日) | ![]() |
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参照元
14:37 最大震度6弱を観測した今月8日の地震で震源域のプレートが破壊され切らずに残る「割れ残り」が生まれている可能性があることが京都大学防災研究所宮崎観測所の解析で分かりました。 このため観測所では、同じ規模の地震が再び発生する可能性が高いと指摘しています。 京都大学防災研究所宮崎観測所によりますと、今回の地震は、宮崎市の沖合でおよそ30年周期で発生しているマグニチュード7クラスの規模の地震の1つとみられています。 直近では、1996年の10月と12月に同じ規模の地震が起きていて、今回の地震の発生当初は、この2回の地震の震源域が1度にまとめて破壊されたものと考えていたということです。 しかし、その後の余震の発生状況が1996年の10月の地震と大きく異なっていることや、断層のエネルギーが放出された場所などを解析した結果、この震源域でプレートが破壊されていない「割れ残り」が生まれている可能性があることが分かったということです。 このため、観測所では、再び同規模の地震がこの震源域で発生する可能性が高いと指摘しています。 さらに今回の地震では宮崎港で50センチメートルの津波が観測されるなどしましたが、「割れ残り」があるとみられる震源域は、今回の地震の震源域から北東に数10キロの位置で浅い場所が震源になると考えられ、同じ規模の地震が再び発生した場合、津波は、今回より大きくなる可能性があるとしています。 京都大学防災研究所宮崎観測所の山下裕亮助教は「日向灘で起こっていることは、南海トラフとは全く別で、今回の解析で日向灘沖で同程度の地震が起こるリスクが十分に高まっていることが分かった。寝ている間に地震が起これば特に危険なので、寝室での対策はもう一度見直すようにしてほしい」と呼びかけていました。 |
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KEY_WORD:日向灘-震度6弱-南海トラフ地震臨時情報_: | ![]() |
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