[2024_07_24_01]中間貯蔵施設 安全協定締結の意向を むつ市長が県知事に伝達(NHK2024年7月24日)
 
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中間貯蔵施設 安全協定締結の意向を むつ市長が県知事に伝達

 21:19
 むつ市に建設中の使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設をめぐり、むつ市の山本知也市長が施設の事業開始の前提となる安全協定を事業者と結ぶ意向を、宮下知事に伝えました。
 むつ市に建設中の中間貯蔵施設について事業者の「リサイクル燃料貯蔵」は9月までの事業開始を目指していて、県とむつ市は事業開始前に事業者と結ぶ安全協定の案をそれぞれの議会や住民に示していました。
 むつ市の山本知也市長は24日、県庁を訪れて協定について宮下知事と意見を交わしました。
 この中で山本市長は、宮下知事が23日行った齋藤経済産業大臣との面談や住民の意見を踏まえ、「むつ市としては安全協定を締結できる環境が整ったと考えている」と述べ、むつ市として安全協定を結ぶ意向を宮下知事に伝えました。
 これに対し、宮下知事は「むつ市長の判断を重く受け止める。総合判断にあたっては、これまでの論点を整理していく」などと述べました。
 面談のあと、山本市長は「住民などからは『永久的に貯蔵されるのではないか』という懸念が多く出されていたが、そこは解消されたと感じている。市としての思いは伝わったと思っている」と述べました。
 宮下知事は、むつ市の意向やこれまでの住民説明会の意見などを踏まえ、安全協定を締結するかどうか近く判断することにしています。
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