[2025_12_23_09]傍聴者から激しい怒号 議場300人近く満席に 県議会本会議(上越タイムス2025年12月23日)
 
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傍聴者から激しい怒号 議場300人近く満席に 県議会本会議

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 柏崎刈羽原発の再稼働容認を事実上決定づけた22日の県議会本会議には、300人近い傍聴者が集まり、議場の傍聴席は満席となった。
 傍聴者の一部には大声を出したり、自身の意見を表明するなど、議場で禁止されている行為を行ってまで原発再稼働に反対する人も。花角知事の職務継続を是とする付帯決議案を議員が読み上げる際や賛成の立場での討論では、登壇者や花角知事に罵声を浴びせる人もおり、警備員に制されていた。
 閉会時にはさらに激しい怒号が飛び、「ぜったい再稼働反対」という横断幕を掲げる人の姿もあった。

◇県民の世論と不安置き去り 県民団体が批判

 柏崎刈羽原発再稼働の是非を考える県民ネットワークは県議会終了後、県庁内で記者会見を開いた。
 世話人の一人で上越市の片岡豊さんは「予想された決着だったが、県知事、与党が自ら地方自治の首を絞める姿に映った」と議決結果を批判。「国の姿勢に地方自治体がきちんと物を言っていくあり方を、もっと追求していかねばならない。新たなフェーズの運動を展開していきたい」と話した。

 同団体は今回の地元同意を「県民の世論と不安を置き去りにしたもの」と批判。「花角知事の手法は民主主義などの観点から合理性を欠き、再稼働に向けた一連の手続きはゆがんだ手法で一方的に正当化するものだ」とする趣旨の声明を発表した。
 花角知事は来年6月で任期満了を迎える。同団体は知事選に向け「原発問題について東電の適格性や原発稼働の妥当性を県民に直接問い、その結果で原発問題へ対応することの是非が、重要な争点の一つになるのか問われるべきだ」とした。
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