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六ヶ所高レベル保管 津島氏「期限順守を」 衆院特別委
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　自民党の津島淳衆院議員は15日の衆院原子力問題調査特別委員会で、六ヶ所村に一時貯蔵されている高レベル放射性廃棄物の保管期限を取り上げ、「約束を守ってほしいというのが県民の偽らざる気持ちだ」と訴えた。
　同日は、高レベル廃棄物の最終処分問題など原子力のバックエンド対策について参考人から意見を聴取した。質疑に立った津島氏は、保管期間を協定に「30〜50年」と明記していることを踏まえ「地域のエゴと言われるような空気をつくらないためにも約束は順守されるべきだ」と持論を述べた。
　れいわ新選組の佐原若子衆院議員は、初回の廃棄物搬入から既に30年が経過し、残り20年で最終処分場が本当に完成するのか質問。処分事業を担う原子力発電環境整備機構（NUMO）の前理事長で東海大学国際原子力研究所所長の近藤駿介氏は「なかなか難しいが、最大限の努力をしていると青森県民に理解してもらうよう努める必要がある」と説明した。
　（加藤景子）