[2025_04_02_01]柏崎刈羽原発での火災で焼けた変圧器は“42年前に製造” 柏崎市桜井雅浩市長「気を引き締め直してもらいたい」(新潟放送2025年4月2日)
 
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柏崎刈羽原発での火災で焼けた変圧器は“42年前に製造” 柏崎市桜井雅浩市長「気を引き締め直してもらいたい」

 18:42
 柏崎刈羽原発3号機から500mほど離れた場所にある電源室で1日、電源盤から出火。社員が初期消火をしたものの、電源盤の中の変圧器と配線が焼け、消防により「火災である」と判断されました。

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 この火災で焼けた変圧器は42年前のものだったことがわかり、柏崎市の桜井雅浩市長は、2日の定例会見のなかで東京電力に調査を求めました。
 「この変圧器はいつ製造のものなのか?写真では見るからに古そうだったので、東電に聞いた結果、今回火災となった変圧器の製造年月日は1983年のものだった。つまり42年前…」
 その上で東京電力に対し、こうした古い変圧器の数と耐用年数を調査するように求めたということです。
 「東京電力としても、国としても、再稼働という大事を控えているわけなので、今一度、機器をメンテナンスする方々の意識喚起を含めて、気を引き締め直してもらいたい」
 柏崎刈羽原子力発電所では、3月10日にも6号機の原子炉建屋で制御盤室の変圧器が焦げ、消防が出動していました。
 BSN新潟放送の取材に対し東京電力は「まずは今回の火災原因の特定に努めていきたい」としています。
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