[2024_10_28_05]「大規模噴火の可能性軽視許されない」 原告が主張 島根原発3号機差し止め訴訟(中国新聞2024年10月28日)
 
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「大規模噴火の可能性軽視許されない」 原告が主張 島根原発3号機差し止め訴訟

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 建設が進む中国電力島根原発3号機(島根県松江市)の稼働を巡り、全国の428人でつくる原告団が国や中電に運転差し止めなどを求めた訴訟の第37回口頭弁論が28日、松江地裁であった。
 原告は大山や三瓶山の噴火リスクに関わる準備書面を提出した。全国の原発差し止めに関する訴訟での学識経験者の証言を紹介。
 島根原発周辺においても「噴火頻度の小ささをもって大規模な噴火の可能性を軽視することは許されない」などと主張した。
 中国電力は、3号機の原子炉設置変更許可の審査がある程度進んだ段階で新たな主張をする方針を示した。次回期日は来年3月3日。(上田光)
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