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[2024_07_21_02]福島・セシウム吸着塔保管庫 耐震補強 来月から 25年完了(東奥日報2024年7月21日) | ![]() |
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参照元
04:00 東京電力は、福島第1原発で汚染水からの放射性セシウム除去に使った「吸着塔」を屋内保管するため、建設中の大型廃棄物保管庫の耐震補強工事を8月から始める。現在は屋外で一時保管しており、長期化すると腐食して高い放射線量の液体が漏れ出る恐れがあるという。工事は2025年11月に完了する予定。 保管庫は、長さ186メートル、幅23メートル、高さ17メートルの鉄筋コンクリート製で744基の吸着塔を保管できる。屋内は液体が漏れないよう、せきで囲う。 当初は21年度中に完成予定だったが、21年2月に福島、宮城両県で最大震度6強を観測する地震が発生。建物の耐震性を調べた結果、強い揺れで損傷したり、傾いたりする可能性があることが判明した。 耐震補強は、建物を支える地盤が沈み込まないよう改良する工事から着手。建物の外壁に鉄骨のフレームを新たに取り付け、強い揺れに耐えられるようにする。 屋外で一時保管している吸着塔は、今年6月6日時点で1410基。放射性セシウムの量が数千兆ベクレルに達するものもあり、東電は今後、1200基を保管できる2棟目の建設も計画している。 |
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KEY_WORD:福島-宮城2021-震度6強_:汚染水_:FUKU1_:FUKUSHIMA2021_: | ![]() |
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