[2024_04_08_08]福島原発水漏れ、対策工事に着手 東京電力(日経新聞2024年4月8日)
 
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福島原発水漏れ、対策工事に着手 東京電力

 21:45
 東京電力ホールディングス(HD)は8日、福島第1原子力発電所で放射性物質を含む水が外部に漏れた問題で対策工事を実施すると発表した。建屋から外につながる配管を切断し、液体の外部流出を防ぐ。排出ラインも新たに設ける。
 4月中の工事完了を目指す。福島第1原発を巡っては今年2月、建屋に設置しているセシウム吸着装置の排出口から放射性物質を含む水が漏れるトラブルが発生し、原子力規制委員会が対応を求めていた。
 東京電力は同日、多核種除去設備(ALPS)処理水の最新の保管量を公表した。新たな処理水が加わる一方、23年8月以降3万トン超を海洋放出したことで、処理水は貯蔵タンクから1万9000トン減少したという。1070基あるタンクのうち19基分に相当する。
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