[2023_09_11_07]東電、年内の原発再稼働できず 柏崎刈羽で適格性検査開始(東京新聞2023年9月11日) |
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22時15分(共同通信) 原子力規制委員会が、東京電力に柏崎刈羽原発(新潟県)を運転する「適格性」があるかどうかを再確認する作業が始まった。11日は同原発での検査に着手。判断まで3カ月程度かかる見込みで、テロ対策の改善を確かめる追加検査も続く。再稼働に必要な地元同意の手続きも難航が予想され、年内の再稼働は絶望的となった。 東電は柏崎刈羽7号機を今年10月に、6号機を2025年4月に再稼働する前提で電気料金の値上げ幅を算定している。ただ同原発はテロ対策の不備を理由に事実上、運転を禁じられている。禁止命令の解除には、テロ対策の追加検査と適格性の再確認が必要となる。 柏刈羽原発の再稼働を巡る今後の動き 2023年5月 原子力規制委員会がテロ対策の追加検査の継続決定。 事実上の運転禁止命令解除せず。 2023年7月 東京電力の「適格性」を再確認する方針決定 2023年8月31日 適格性の再確認作業を開始 2023年9月11日〜13日 柏崎刈羽で現地検査 2023年10月 7号機再稼働(料金算定上の想定) 2023年12月ごろ? 再確認作業が終了 時期未定 追加検査が終了委、命令解除 ↓ 新潟県が「三つの検証」取りまとめ 新潟県知事が同意判断 ↓ 柏崎刈羽が再稼働 |
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