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============================= ●青森県-津軽地方-謎の音_ ============================= (1) FNN 2025/5/5 「ドーン!」地鳴り?7秒間にわたって続いた"謎の音"の原因は? 青森・津軽地方で報告相次ぐ |
3日、青森県の津軽地方で響いた謎の音。
広い範囲で響いたという地鳴りのような音は、何が原因だったのでしょうか。 謎の音が響いたのは、3日午前9時過ぎ。 男性が猫のごはんタイムに入ろうとした瞬間でした。 約7秒間にわたって聞こえる衝撃音。 音がし始めると、猫も辺りをキョロキョロしています。 この映像が撮影されたのは、青森・平川市の宿泊施設。 さらに平川市の隣、弘前市でも謎の音が響いていました。 謎の音がした直後の様子を記録した、弘前市にある温泉施設の映像。 ネット上では、青森市や日本海側のつがる市など、広い範囲で報告されている謎の音。 発生元として考えられるのが、地震や火山活動などの自然現象。 さらに、戦闘機などによる衝撃音です。 しかし青森地方気象台は、地震や火山活動に関連した情報はないと回答。 また、青森県内の自衛隊やアメリカ海軍はいずれも、謎の音がした時間帯に飛行や訓練はしていないとしています。 |
(2) 東奥 2025/5/7 「地鳴り」実は空中発生? 京大准教授分析 |
取材に応じたのは京都大学防災研究所の山田真澄准教授。現在の緊急地震速報システムに使われる震源決定の手法を開発した地震研究者で、各地で今回のような自然現象が起きた場合、独自に発生地点などの推計を行っている。
山田准教授は気象庁や防災科学技術研究所、弘前大学などの地震計データを基に、震動の到達時間などを集計。その結果、「何か」が発生したと推定される午前9時から最大24分かけて震動が円心状に広がり、北海道や北東北周辺まで伝わったと推測した。発生地点は青森県の日本海沖(深浦沖約数十キロ)の空中。青森県の東側の陸地から発生源を見上げた時、視線の方向と水平線がなす角度(仰角)は30度程度という。 発生源については、高速移動する物体がさらに速度を上げた際に起きる衝撃波では−などと見解。速度は超音速飛行機と同程度のマッハ2で、空気との摩擦で衝撃波を起こす流れ星「火球」よりも遅いとみている。岩木山の火山活動との関連も心配もされたが、同准教授は「もし噴火であれば震動は火山から広がる形になる」とし、因果関係なしと説明した。 山田准教授は推定結果を自身のホームページで公表している。 |
============================= ●フィンランド-最終処分場-オンカロ_ ============================= (3) WIRED 2025/5/4 フィンランドが世界に先駆けて進める 核廃棄物の「地下封印」計画 |
国際原子力機関(IAEA)の推計によると、使用済み核燃料の約30%が再処理されているという。しかし、残りの70%ほどは最終的な行き先が未定のまま、一時的な保管場所に「仮置き」されている。
フィンランド初の封入プラントは、首都ヘルシンキから車で約3時間の西海岸地域に位置し、現在建設が進められている。「オンカロ(Onkalo)」と呼ばれるこの施設は、国内の5基の原子炉から排出される使用済み燃料を受け入れる。 実験は、フィンランド西海岸地域の深さ430mの岩盤で行われている。廃棄物貯蔵の手順はこうだ。使用済み燃料棒を銅製の容器に詰め、花崗岩でできた地下貯蔵施設内の壁に掘られた穴にはめ込んだ後、ベントナイトという柔らかく可塑性のある粘土で封じられる。 3月中旬、オンカロの貯蔵プロセスを検証する最初の試みとして、地上の臨時施設で5台の試験用コンテナを非放射性物質で満たした後に密閉し、地下に運んで全長70mのトンネル内に収蔵する実験が行なわれた。ダミー物質を使ったこの実験の成功により、フィンランドは運用可能な深地層処分場の建造における世界的競争で、先頭に立つこととなった。 隣国スウェーデンも、自国で発生する使用済み核燃料を最大12,000メートルトンまで収容可能な貯蔵施設の着工に向けて準備を進めている。最終的に深さ500m、全長60km超の地下トンネルが完成する予定だ。 大西洋を挟んだカナダでも、放射性廃棄物の地層処分施設の建設計画が進められている。施設自体はまだ存在しないが、建設に向けた道筋には、少なくとも法律上の明確な障壁は見当たらない。 フランス北東部のムーズ県では、「Ciige!o」と呼ばれる深地層処分施設の建設プロジェクトに関し、安全上の問題がないと評価されたことから、2027年に実地調査を開始する運びとなった。 一方、スイスの国家機関である放射性廃棄物管理協働組合(Nagra)は、貯蔵施設の建設地を決めるまでに14年の歳月を要した。候補地として選ばれたのは、チューリッヒ北部のノルドリッヒ・レーゲルンだ。 またイタリアでは、国内の51カ所が核廃棄物貯蔵施設の建設候補地として検討されている。 |
============================= ●大気誘導振動_ ============================= (4) GIGAZINE 2025/5/2 ヨーロッパ大停電の原因とされた「大気誘導振動」とは一体何なのか? |
2025年4月28日、スペインやポルトガルなどで大規模な停電が発生し、29日に復旧するまで信号やATMが停止し、人々は公共交通機関やエレベーターに閉じ込められ、インターネットや通信サービスが途絶えてお互いの無事を確認することもままならなくなりました。この停電の原因はわかっていませんが、その可能性のひとつとして発表された「大気誘導振動(induced atmospheric vibration)」という現象について、専門家が解説しています。
ヨーロッパを襲った停電をめぐる初期の報道で、ポルトガルのエネルギー会社であるRENは、稀な気象現象である「大気誘導振動」が原因だと主張しましたが、その後撤回しました。 以下の動画を再生すると、風で送電線が揺れる様子を見ることができます。 Galloping Basin Electric transmission lines due to wind - YouTube 動画では、サウスダコタ州の暴風雪の影響で送電線が大きくたわむギャロッピングが発生しています。 このような振動が送電網に負担をかけると停電になりかねないため、技術者らはよく「ストックブリッジダンパー」と呼ばれるワイヤーのスタビライザーを使用して停電リスクを抑えているそうです。 「ストックブリッジダンパー」by James Andras Badics 大気誘導振動に話を戻すと、RENは停電の原因に関する当初の説明の中で「スペイン内陸部における極端な気温変化により、超高圧線に異常な振動が発生しました。これは『大気誘導振動』と呼ばれる現象です。この振動により電気系統間の同期障害が発生し、相互接続された欧州の電力網全体の連続的な障害を引き起こしました」と述べています。 セイエドマフムーディアン氏は「電力網の復元力を根本的に見直すことなく集中型の電力網に依存し続けると、技術的な欠陥だけでなく、環境の不安定さによっても地域全体が危険にさらされることになります。こうした構造的な弱点に対処しなければ、新型コロナウイルス感染症のパンデミックで経験したよりもはるかに深刻な結果を招くでしょう」と警鐘を鳴らしました。 |
============================= ●アスベスト問題_ ============================= (5) 毎日 2025/4/18 能登地震 豪雨被害の建物から青石綿飛散か 周辺ではボランティアも |
能登半島地震とその後の豪雨災害で被害を受けた石川県珠洲市のホテルで、発がん性が高いアスベスト「青石綿」が露出したままになっていることがNPO法人「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」(東京都)の現地調査で分かった。一部ははがれて地面に落ちており、空気中に飛散している可能性が高いという。ホテルやその周辺では、多数のボランティアが土砂の除去作業などをしており、同センターの永倉冬史事務局長は「すぐに飛散防止対策をするとともに、ボランティアらに危険性を知らせるべきだ」と指摘している。
ホテルは、川沿いに3棟が並ぶ「ホテル海楽荘」。2024年1月の能登半島地震で建物の壁が一部崩れた。同年9月の豪雨による土石流で建物は再び損壊し、3棟の内部に土砂などが流入した。 同センターは今月、土石流によって壁に大きな穴が開いた最も上流の建物(鉄骨3階建て)のはりや柱の上部に、青みがかった耐火材が施されていることを発見。はがれたり、土砂によって削り取られたりしたような跡も多くみられ、地面には直径約2〜10センチの塊5個が落ちていた。これらを東京都内の専門機関で分析したところ、青石綿と確認された。 ホテル側によると、地震後に石川県から石綿の存在を指摘され、崩れた壁を修理して飛散を防いでいた。だが、豪雨による土石流に襲われ、経営者の男性が死亡。建物の外に約2メートルの土砂が堆積していたこともあり、ホテル側が壁の破損などの詳しい状況を知ったのは、土砂が取り除かれた後の今年3月ごろだったという。 アスベスト(石綿) 太さが髪の毛の数千分の1程度の極めて細い繊維状の鉱物。飛散したものを吸い込むと、20〜60年の潜伏期間を経て中皮腫や肺がんなどを発症する恐れがある。白石綿や茶石綿などの種類があり、特に青石綿は危険性が高い。青石綿を材料として使った工場周辺の住民に多数の発症者が出たケースもある。 |
(6) 東京 2025/4/22 アスベスト対策のこれから 鎌田慧 |
30年前の阪神・淡路大震災のときに倒壊したビルのうち吹き付けアスベスト(石綿)があった建物は多数。が、当時は政府や自治体もその飛散を想定していなかった、と熊本学園大の中地重晴教授がシンポジウムで報告している(「安全センター情報」2024年12月号)。
そして石川県珠洲市の被災ホテルでも「青石綿」が地面に落下、飛散したままという。 阪神・淡路大震災の後の解体、処理作業で多くの労働者が中皮腫や肺がんを発症した。それでもその後のボランティアたちにどれだけ徹底していたかは疑間だ。 「津波や浸水で倒壊した建物は湿気があるが、乾燥すると解体・撤去時にアスベスト粉じんが発生する」とNPO法人「中皮腫・じん肺・アスベストセンタ ー」の永倉冬史事務局長」 が指摘している。 大手機械メーカーのクボタ旧神崎工場(兵庫県尼崎市)でアスベスト被害が問題化した「クボタショック」から20年。 「奇跡の鉱物」として日本経済を拡大させてきた石綿は、いま「キラーダスト」 とされている。 |
(7) 読売TV 2025/5/2 アスベスト健康被害めぐる訴訟 国の『逆転敗訴』確定 争点は"除斥期間" 大阪高裁 |
兵庫県内のアスベストを扱う工場で働き、じん肺を発症した男性が国に損害賠償を求めた裁判の控訴審で、大阪高裁が国に賠償を命じた逆転判決について、国が上告しなかったことが分かりました。大阪高裁が2日、明らかにしました。上告期限は5月1日でした。
20年で賠償請求権が消滅する「除斥期間」が争点で、一審の大阪地裁はこれを過ぎているとして請求を退けていましたが、原告が逆転勝訴した高裁判決が確定しました。 大阪高裁は4月17日の控訴審の判決で、「じん肺が特異な進行性の疾患であるという特徴を踏まえると、その損害が発生したというべき『被害が認定された時点』を除斥期間の起算点とするのが相当であり、提訴時には除斥期間を経過していない」と判断して一審判決を取り消し、原告が請求した全額(約600万円)の賠償を国に命じました。 |
============================= ●原子力空母-放射性廃棄物-搬出_ ============================= (8) TBS 2025/4/17 原子力空母から放射性廃棄物を搬出 「陸揚げされていないので」覚書の範囲内 |
きょう、在日アメリカ海軍・横須賀基地で原子力空母「ジョージ・ワシントン」から放射性廃棄物が運び出されました。
修理は終盤に差し掛かっていて、作業で出た放射性廃棄物が入ったコンテナ3個が午前9時から2時間かけてクレーンで吊り上げられ、アメリカの民間の輸送船に積み込まれました。 横須賀市が防衛省から受けた連絡によりますと、コンテナの中身は雑巾やプラスチックシート、作業用の手袋などの低レベルの放射性廃棄物だということです。 原子力艦船をめぐっては、アメリカ政府が1964年に日本政府に示した覚書では「放射能にさらされた物質はアメリカ国外の港で搬出しない」などと約束されています。 その後、アメリカ政府は2010年に「『搬出』とは、陸上に搬出される意味だと理解している」と見解を示し、横須賀基地の敷地内で放射性廃棄物が運び出されていることについては、「廃棄物が陸揚げされていないので覚書に反していない」としています。 |
============================= ●プレートテクトニクス_ ============================= (9) 日経 2025/4/22 首都直下地震 海底下に沈んだ「山」の影響で頻発か 東京科学大学 |
東京科学大学の中島淳一教授は、東京湾北部で発生する首都直下地震に、プレート(岩板)の移動によって海底下に沈んだ「山」が影響している可能性があることを明らかにした。プレート境界の摩擦を強めて、地震を起こしやすくしている。断層が一気に動くとマグニチュード(M)7級の地震が発生する恐れもあるという。
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(10) 現代ビジ 2025/5/5 「陸上よりずっとバラエティに富んでいた」海底地形の真実_藤岡換太郎 |
日本列島の周りには豊富にある「海溝」
第3の構造は海溝と呼ばれるもので、太平洋の縁に沿って広く分布しています。海溝とは、一般的には「水深6000mより深い溝状の地形」と定義されています。 ただし、それより浅くても堆積物(たいせきぶつ)を取り去ったときに6000mの深さになるものも海溝に区分されています。たとえば南海トラフという海溝は現状では水深6000mに届きませんが、厚い堆積物を取り去れば優に6000mを超えます。 |
============================= ●英国-再処理断念-プル廃棄_ ============================= (11) 毎日 2025/5/7 イギリスが核燃料サイクル断念 プルトニウム「ごみ扱い」 地中処分に |
英国は、原発の稼働によって生じる核物質・プルトニウムを再利用する「核燃料サイクル」政策を変更し、事実上「ごみ扱い」にする方針を今年打ち出した。民生用プルトニウムとしては世界最多の約120トンを所有するが、地中に処分する。英国で21・7トンのプルトニウムを保管している日本は沈黙を保っている。
英国の構想では、分離したプルトニウムを効率よく燃焼できる高速増殖炉を開発して、利用する計画だった。ところが、その原型炉「PFR」が事故を起こし、後に廃炉になるなどしたため開発を中止。主に外国向けの再処理を担ってきたセラフィールドのソープ再処理工場も2018年に操業を停止するなどして、現在は再処理ができない状態になっていた。 |
(12) 毎日 2025/5/8 迷走プルトニウム イタリアはイギリスにプルトニウム処分依頼へ |
原発の稼働によって生じる核物質・プルトニウムについて、英国は地中に処分する方針を今年打ち出した。英国でプルトニウムを保管しているイタリアがさっそく、一緒に処分してもらう動きを見せている。一方、同様に21・7トンを保管している日本の今後の政策に影響はあるのだろうか。
だが、日本保有分は今回の地中処分対象には含まれていない。原発の使用済み核燃料は必ず再処理し、プルトニウムを分離して再び原発で利用するという「核燃料サイクル」政策を維持しているためだ。 英国には1970年以降、4168トンがセラフィールドの再処理工場に運ばれ、プルトニウムが分離された。これを原発で再利用するには、ウランと混ぜて「MOX燃料」に成型する必要がある。最初のMOX燃料は英国内の加工工場で作られ、99年に福井県の関西電力高浜原発に到着。いわゆる「プルサーマル発電」が実施される予定だった。 MOX燃料データ捏造で進まぬプルサーマル ところが、どんでん返しが起こった。燃料を安全に燃やせるか調べた検査データが英国で捏造(ねつぞう)されていたことが発覚。MOX燃料は英国に送り返された。捏造の背景には、寸法を守るなどの品質管理の厳密さをクリアすることが難しいという技術的な問題があった。結局、この工場は閉鎖に追い込まれ、その後の製造計画も頓挫してしまった。 MOX燃料製造をフランスに委託することについても、核物質の輸送が難しいうえ、フランスのMOX燃料加工工場でも不良品が多発しており、解決策にはならなかった。そのため、英国にある日本のプルトニウムは、今も宙に浮いたままだ。 |
============================= ●複合災害-屋内退避-運用見直し_ ============================= (13) 新潟日報 2025/5/1 原発事故時の屋内退避見直し 規制委が原発周辺自治体の意見に対する回答公表 |
============================= ●福1-4.4シーベルト「土のう」-回収_ ============================= (14) 東京 2025/5/5 表面は2時間で致死レベルの放射線 福島第1の汚染ゼオライト「3年で撤去」 |
============================= ●福1_デブリ回収_ ============================= (15) NHK 2025/4/17 福島第一2号機 2回目の試験的取り出しで"デブリつかむ" |
(16) FTV 2025/4/19 燃料デブリ2度目の"格納容器の外" 配管の中まで引き戻す |
(17) NHK 2025/4/24 福島第一 2回目の核燃料デブリ試験的取り出し完了 分析へ |
(18) 東京 2025/5/5 原発デブリ 採取2回目は約0.2g 汚染水発生量は2024年度2.6万トン |
============================= ●再処理_完工27回目延期_ ============================= (19) 東京 2025/4/27 40年経っても進まない青森の核燃料サイクル計画 市民団体が廃止訴え |
============================= ●玄海町-最終処分場-文献調査-請願_ ============================= (20) 東奥 2025/4/17 核ごみ調査で住民対話開催 佐賀・玄海 町長も出席 |
(21) NHK 2025/4/18 佐賀 玄海町「核のごみ」文献調査の地域住民説明会合 初開催 |
============================= ●地震一般_ ============================= (22) NHK 2025/4/21 長野県北部を震源とする地震 今後の注意点は 専門家に聞く |
(23) 長野放送 2025/4/21 「震度3 4が夜中まで連発」18日夜 長野県内で最大震度5弱 その後 50回以上の地震 |
============================= ●核融合炉_ ============================= (24) 共同 2025/4/23 核融合炉の立地選定 制度議論へ 政府 発電実証30年代に |
(25) 東奥 2025/4/25 原型炉立地「数年で」 核融合QST六ヶ所研 所長強調 |
(26) 東奥 2025/5/9 六ヶ所発技術具体化へ 核融合中性子源 欧州計画に日本参入 |
============================= ●寿都町_調査応募検討_ ============================= (27) 東奥 2025/4/17 「選定プロセス 見直しを」 北海道 核ごみ処分場巡り意見 |
(28) 道新 2025/4/17 核のごみ処分場 北海道が見直し意見 地域頼みの選定 困難と判断 |
(29) 道新 2025/4/27 寿都町主催の核ごみシンポ 費用の大半をNUMOが負担 専門家「透明性高い運用を」 |
============================= ●最終処分場_ ============================= (30) 東奥 2025/4/18 高レベル搬出「期限順守を」 経産相 各原子力事業者に |
(31) 東奥 2025/4/24 高レベル廃棄物 六ケ所貯蔵30年 搬出想定期間に突入 最終処分 期限内は困難 |
1995年4月に海外から返還された高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)が、六ヶ所村の一時貯蔵施設に初めて搬入されてから26日で30年となる。当時、県、村、日本原燃が結んだ安全協定で貯蔵期間を「30〜50年間」と明記。丸30年を迎えれば、初搬入分の28本は最終処分場への搬出が想定された期間に入る。しかし調査・建設に約30年を要する候補地の選定はいまだ序盤。最終の搬出期限となる2045年までの完成は、極めて困難な情勢だ。
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(32) 東奥 2025/4/24 高レベル貯蔵30年 搬出先未定の廃棄物増 再処理事業で新たに発生 |
(33) 東奥 2025/4/24 再処理に伴う高レベル廃棄物「30〜50年貯蔵」 |
(34) 東奥 2025/5/1 高レベル廃棄物・六ヶ所貯蔵30年 国 県 村の元幹部地元発信に期待 |
(35) 東奥 2025/5/1 高レベル廃棄物・六ケ所貯蔵30年 関係者に聞く |
============================= ●墜落落下事故_ ============================= (36) 南日本 2025/4/17 7月から佐賀に移駐するオスプレイ 基地の街の市民ら抗議 鹿屋市 |
(37) 東京 2025/4/23 アメリカ以外で買ったのは「日本だけ」 事故が多いオスプレイ |
陸上自衛隊の輸送機V22オスプレイが7月に佐賀駐屯地(仮称)に配備されることが発表された。離島防衛を担う水陸機動団との一体的運用が本格化する。一方で、2020年から暫定配備された陸自木更津駐屯地は今後も整備で使用される見込みだ。不具合を繰り返す機体に対する住民の懸念が置き去りのまま運用が拡大される。
「佐賀空港への自衛隊オスプレイ等配備反対地域住民の会」のメンバー塩山正孝さん(78)は「欠陥機を飛ばすなんてあきれた話」と事故や不具合が目立つオスプレイへの不信を口にする。さらに「熊本地震でのオスプレイ投入では、着陸時に高温の排気が生じるため、水をまく必要があったという。災害援助どころか、逆に危険を及ぼすものだ」と非難する。 |
(38) 高知新聞 2025/4/24 米軍戦闘機 F35ステルス 2度エンジンを稼働 高知空港着陸30日目 |
(39) TBS 2025/4/29 高知龍馬空港に米軍"輸送機KC-130"が着陸 機材など積み込み約1時間後に離陸 |
(40) TBS 2025/4/29 米軍のB1B戦略爆撃機 三沢空港で立往生 1時間半滑走路閉鎖 日本航空2便が運休 |
三沢市の三沢空港滑走路で4月29日夕に米軍のB1B戦略爆撃機が立ち往生し、民間機の運航に影響が出た問題で、米軍側は1日、本紙取材に対し「飛行中にエマージェンシー(緊急事態)が発生したため航空機(B1B)が三沢に帰還した。着陸は安全に行われた。滑走路は予防的な安全対策として閉鎖した」と経緯を説明した。
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(41) 青森放送 2025/4/30 米軍戦略爆撃機トラブルから一夜 青森県と三沢市が"原因究明"と"再発防止"を要請 |
(42) 信濃毎日 2025/5/1 松本市の上空に突然爆音 市民の空港が オスプレイ着陸で揺らいだ平穏 |
3月25日に米海兵隊の輸送機MV22オスプレイが県営松本空港(松本市)に緊急着陸してから1カ月余。突然の軍用機飛来は住民らに衝撃と不安を与えた。その一方で米軍は着陸の原因などの詳細を説明せず、防衛省にも情報開示を米軍に強く求める姿勢は見られない。日本は80年前の敗戦で米国の占領下に置かれ、独立回復後も従属的な立場が続く。そうした中で基本的人権や「知る権利」、地方自治など、日本国憲法が保障する権利が軽んじられてはいないか。
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(43) 東奥 2025/5/2 爆撃機 三沢空港で立ち往生 米軍「飛行中緊急事態」 |
青森県の「三沢空港」での大型連休中のトラブルは2回目です。
5日、三沢基地でアメリカ軍の戦闘機がトラブルを起こし、一時、滑走路が閉鎖されたことが分かりました。 県によりますと5日、三沢基地でアメリカ軍の「F-16戦闘機」がトラブルを起こしました。このため午前11時ごろに約6分間、滑走路が閉鎖され、三沢空港に到着する予定だった民間の航空機1機が目的地変更し、折り返しの便が欠航となりました。 三沢空港では4月29日にも、アメリカ軍の「戦略爆撃機B1B」が立ち往生して滑走路が閉鎖され、この大型連休中のトラブルは2回目です。 |
(44) KSS 2025/5/6 アメリカ軍「高知空港に心から感謝」F-35B緊急着陸 異例の長期滞在での離陸を受けてコメント |
高知龍馬空港に緊急着陸したアメリカ軍のF-35Bステルス戦闘機が空港滞在42日目の5月5日、離陸したことを受けて、アメリカ軍・第1海兵航空団の広報担当ジョセフ・バターフィールド少佐がメールでの取材に応じ、「高知空港の皆さんに対して、心から感謝いたします」とコメントしました。
セキュリティ上、個別機体のメンテナンスの詳細については回答できないとした上で、機体は無事、岩国航空基地に戻ったとしています。 |
(45) ATV 2025/5/7 「三沢空港」でアメリカ軍のF-16戦闘機がトラブルで約6分間の滑走路閉鎖 |
============================= ●小型原子炉_ ============================= (46) 日経 2025/4/30 小型原子炉・核融合発電「日本の投資は米中の数十分の1」 |
(47) ブルムバ 2025/5/9 G7初のSMR建設 カナダの州政府が計画承認−AIで電力需要拡大 |
============================= ●ウクライナ_原発_ ============================= (48) NHK 2025/4/27 ロシアの攻撃で穴 チョルノービリ原発 シェルターの状況は |
============================= ●海外_ ============================= (49) 共同 2025/5/2 チリ沖でM7.4の地震 沿岸部に避難要請 |
米地質調査所(USGS)によると、チリ南部と南極の間に位置するドレーク海峡で2日午前8時58分(日本時間同日午後9時58分)ごろ、マグニチュード(M)7.4の地震があった。
震源の深さは10キロ。 |
============================= ●風力-発電_ ============================= (50) NHK 2025/5/2 秋田 風力発電の風車の羽根落下 近くで倒れていた高齢男性死亡 |
2日午前、秋田市の海浜公園にある風力発電の風車から羽根が落下し、近くで80代の男性が意識不明の状態で倒れているのが見つかりその後、死亡が確認されました。男性は頭にけがをしていて、警察が落下した羽根との関連など、詳しい状況を調べています。
NHKが午後2時ごろ、現場上空からヘリコプターで撮影した映像では、風車の3枚の羽根のうち、1枚が付け根部分が折れて垂れ下がり、地面の道をふさぐように破片が落ちているのが確認できます。 秋田地方気象台によりますと、秋田市には当時、強風注意報が出され、午前8時前には23メートルの最大瞬間風速を観測していました。 風車を設置した「さくら風力」によりますと、事故が起きた風車は羽根の長さがおよそ40メートルあり、最も高いところで高さ120メートルほどになるということです。 現場の風車は年に2回の定期点検を行っていて、ことし3月に行った際には、事故につながるような異常は見つからなかったということです。 |
============================= ●再生エネルギー_ ============================= (51) 日経 2025/5/6 関電 大阪に国内最大級の蓄電所 再エネ電力を安定供給 |
(52) 日経 2025/5/7 九電系 再エネ5年で15倍に 他社から販売受託 |
============================= ●エネルギー政策_ ============================= (53) 日経 2025/4/30 九経連会長に池辺和弘氏就任へ 12年ぶり九電出身者 |
(54) 東京 2025/5/2 原発稼働率 24年度は32%に 2基再開 福島事故後で最も高く |
============================= ●汚染水_ ============================= (55) FTV 2025/4/27 2025年度初回の処理水放出 タンクからの移送が完了 |
============================= ●火山_ ============================= (56) NHK 2025/4/25 気象庁検討会の報告書 火山灰の注意報・警報の導入を提言 |
============================= ●泊原発_ ============================= (57) たんぽぽ 2025/4/19 北電は 泊原発の既設の防潮堤を撤去し 新しい防潮堤工事中 現地からのメッセージ紹介 坂東喜久恵 |
(58) 日経 2025/4/21 ラピダス新工場など 原発なしでは電力ギリギリの北海道 |
(59) たんぽぽ 2025/4/23 泊原発3号機 規制委員会は30日に審査書案を了承し事実上「合格」の見込み 上岡直見 |
(60) 道新 2025/4/23 泊原発 30日にも事実上合格 規制委が審査書案了承へ |
(61) NHK 2025/4/30 泊原発3号機"事実上の合格"審査書案取りまとめ 規制委 |
(62) 道新 2025/4/30 審査「合格」の泊原発 新港建設 テロ対策 防潮堤は未完成 積み残し多く |
原子力規制委員会は30日に北海道電力泊原発3号機(後志管内泊村)の審査を事実上の合格とし、再稼働手続きは新たな局面に入った。全国の原発で過去最長となる11年9カ月に及ぶ審査で相次いだ指摘や疑問に、北電が何とか対応。規制委の議論が、終盤に速まった面もあった。
13年7月に始まった審査が、なぜここまで長引いたのか。大地震を起こす活断層を巡る北電の見込みが甘く、説明も不十分だったからだ。 規制委の疑問に対応し、北電は17年になって当初否定していた積丹半島沖の海底活断層を想定。敷地内のF―1断層についても、規制委が活断層の可能性を指摘すると、北電は19年に掘削調査に応じた。地震関係は決着まで10年かかった。 |
============================= ●大間原発_ ============================= (63) 東奥 2025/5/3 大間原発 基準地震動950ガルに引き上げ 設備審査へ |
============================= ●六ヶ所再処理工場_ ============================= (64) NHK 2025/4/24 高レベル廃棄物搬入から30年前に 市民団体「具体的な対応を」 |
============================= ●柏崎刈羽原発_ ============================= (65) NHK 2025/4/16 新潟県議会 原発再稼働の是非 県民投票の条例案 審議へ |
(66) 日経 2025/4/16 再建計画策定へ「東電の覚悟聞く」 原賠機構が指摘 |
(67) NHK 2025/4/17 県民投票実施求める条例案 自民が反対の方針確認 否決見通し |
(68) 東京 2025/4/18 新潟県民14万3196人の思い届かず 柏崎刈羽の再稼働を問う県民投票条例案否決 |
(69) 東京 2025/4/18 「うそ言うな」「責任取れ」議場で飛び交う怒号と失意の声 県民投票条例案否決 |
東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働の是非を巡り、約14万3000人分の署名で請求された県民投票条例案が、18日の県議会で否決された。反対理由を述べる県議に、ほぼ満席の傍聴席から怒号が飛び、結果には失意の声が漏れた。一方で、反対した最大会派の自民党の県議からでさえ、再稼働への慎重な意見が聞かれた。
「うそ言うなよ」「責任取れよ」。条例案への反対を表明する県議に、傍聴人から批判の声が上がる。県議会特別委員会では18日午前から、各会派の代表者が賛否の理由を述べた。何度も声を上げた傍聴人が委員長から退場を命じられ、騒然となる場面もあった。 |
(70) 新潟日報 2025/4/18 柏崎刈羽再稼働 県民投票条例案 反対多数で否決・新潟県議会 県民投票は実施せず |
(71) 神戸新聞 2025/4/24 原発投票否決 多様な民意反映できるか |
(72) たんぽぽ 2025/4/25 東電柏崎刈羽の耐震性問題と津波問題 甘すぎる地震想定と津波対策 山崎久隆 |
(73) 新潟日報 2025/4/29 柏崎刈羽7号機 使用済み燃料プール監視カメラの映像 半日表示されず |
東京電力は29日、柏崎刈羽原発7号機の使用済み燃料貯蔵プールの監視カメラ映像が28日夜に表示されなくなり、およそ半日後の29日午前に正常化したと発表した。
東電によると、28日午後10時半前、運転員が監視カメラの動作確認をした際、中央制御室のモニターに映像が表示されないことに気付いた。 29日午前10時半ごろ、カメラ映像を表示する画面の入力信号を切り替えたところ、正常に表示された。 |
(74) NHK 2025/4/30 柏崎刈羽 重大事故で使う衛星電話不具合受け 追加検査へ |
(75) NHK 2025/5/2 柏崎刈羽 作業部会が緊急時の対応策案 取りまとめる |
(76) NST 2025/5/7 原発再稼働めぐり 新潟県知事"特措法の見直し"を国に要望 |
(77) NHK 2025/5/7 新潟 花角知事 原発交付金と支援措置 対象地域拡大を要望 |
(78) 新潟日報 2025/5/8 「県民意識調査」花角知事が検討 柏崎市の桜井市長「このタイミングでの意図が理解できない」 |
(79) 共同 2025/5/8 原発事故時 バス稼働は1割強 柏崎 運転手の被ばく懸念 |
新潟県の東京電力柏崎刈羽原発で重大事故が起きた際、住民避難用に稼働できるバスの台数を県バス協会の会員58社に尋ねた結果、回答した41社で保有する計1282台のうち、1割強に当たる134〜177台にとどまることが8日、共同通信の調査で分かった。主な理由は、運転手の被ばく懸念や通常業務の優先などだった。
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(80) 東奥 2025/5/9 国の想定 実態と隔たり 柏崎刈羽の避難計画 識者「安全へ実効性担保を」 |
(81) 新潟日報 2025/5/9 柏崎刈羽の再稼働巡る県民意識調査 花角英世知事「設問が難しい」 時期や手法明言せず |
============================= ●東海第2原発_ ============================= (82) 毎日 2025/4/21 東海第2から銅線盗んだ疑い 窃盗容疑で作業員逮捕 転売目的か |
============================= ●浜岡原発_ ============================= (83) 読売 2025/4/22 浜岡原発廃炉 報道陣に公開 商業用原発として初の原子炉解体着手 |
============================= ●高浜原発_ ============================= (84) 福井新聞 2025/5/2 高浜原発の作業員 燃料移送用プールに落下し重傷 関電「被ばく線量は低い」 |
関西電力は5月1日、定期検査中の高浜原発3号機(加圧水型軽水炉、出力87万キロワット、福井県高浜町)で4月30日、原子炉格納容器(管理区域)内で作業していた協力会社の男性作業員(43)が、放射性物質を含んだ水が張られた約8メートル下の燃料移送用プールに落下したと発表した。30分後に引き上げられたが、腰の骨を折るなどの重傷。体内や体の外部の被ばく線量は法令の限度量に比べて十分低いとしている。
関電によると、作業員は原子炉容器などの上部にある作業フロアで、燃料取り換えクレーンの手すりに養生シートを施す作業をしていた。午後8時25分ごろに別の作業場所に移動する際、床面の開口部(縦約1・6メートル、横約2・2メートル)に気付かず、燃料移送用プールに落下した。水深は約4メートルだったが胸元まで漬かった状態でとどまり、周囲にいた作業員に補助クレーンを使って救出された。水は飲んでいないという。 開口部はクレーン作動のために設けてあり、シートで覆っていた。歩行可能エリアでないことを作業員は認識せず、シートの下に床面があると思い込んでいた。作業計画書にも開口部に関する注意事項の記載はなかった。関電は再発防止策として、開口部周辺をロープなどで通行規制するとともに作業計画書に明記し、他原発でも対策する。 |
============================= ●島根原発_ ============================= (85) 日経 2025/4/16 島根原発1号機 原子炉周辺設備の解体開始 |
============================= ●伊方原発_ ============================= (86) 愛媛新聞 2025/4/26 伊方原発運転差し止め訴訟 山口地裁岩国支部で結審 来年2月判決 |
============================= ●川内原発_ ============================= (87) 南日本 2025/5/5 川内原発 増設「反対」が5割を超える中 再稼働10年で見えた課題とは 南日本聞社・意識調査 |
============================= ●玄海原発_ ============================= (88) 電気新聞 2025/5/1 規制委が審査書案 九州電 玄海4号で高燃焼度燃料導入へ |
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