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[2025_02_20_03]能登地震で隆起、サンゴ群生地跡見つかる…「キクメイシモドキ」の生息域が拡大(読売新聞2025年2月20日) | ![]() |
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15:33 能登半島地震で約4メートル隆起した石川県輪島市の鹿磯漁港で、これまで分布が確認されていなかったサンゴ「キクメイシモドキ」の大規模な群生地跡が見つかった。地震による隆起によってサンゴの分布域の拡大が判明したかたちで、金沢学院大の佐々木圭一教授(54)が22日、オンラインフォーラムで発表する。 キクメイシモドキは太平洋からインド洋にかけて広く見られ、海底の岩場などに直径数センチの「群体」を作って生息する。佐々木教授は昨年5月に同漁港を調査し、岩などに付着したまま死滅したキクメイシモドキの群体約4000個を確認した。県などの調査で、半島の内浦側に「北限」とみられる群生地があることが分かっていたが、同漁港がある外浦側は波が荒く、定着は厳しいと考えられていた。 佐々木教授は「漁港が波を弱めるなどしたことで、生息域を拡大できたのではないか」と指摘。山野博哉・東大教授(54)は「過酷な環境にサンゴがたくさんいることに驚いた。生物の環境への適応を探る手がかりになるかもしれない」と話している。(帖地洸平) |
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KEY_WORD:能登2024-輪島最大4m隆起_:NOTOHANTO-2024_: | ![]() |
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