[2025_02_28_01]柏崎刈羽原発7号機“国が前面に立ち再稼働へ取り組む”経産相(NHK2025年2月28日)
 
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柏崎刈羽原発7号機“国が前面に立ち再稼働へ取り組む”経産相

 18:04
 東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原子力発電所7号機について、27日、会社側が、ことし10月以降、3年から4年程度、運転できなくなると発表したことを受けて、武藤経済産業大臣は、改めて国が前面に立って、再稼働に向け取り組んでいく考えを示しました。
 東京電力は、早期の再稼働を目指している柏崎刈羽原発7号機について、工事の人手不足などで、テロ対策施設の完成が遅れるため、ことし10月以降、施設が完成するまで3年から4年程度、運転できなくなると発表しました。
 これについて、武藤経済産業大臣は28日の閣議のあとの会見で「東京電力は引き続き7号機の再稼働を目指すとともに、6号機を切れ目なく稼働させる方針だと承知している。東日本の電力供給のぜい弱性などの観点から、再稼働は喫緊の課題で、政府としても前面に出て対応する方針に変更はない」と述べました。
 そのうえで武藤大臣は、会社の経営に与える影響について「会社などが精査をしているところで、政府としてのコメントは差し控えるが、東京電力は福島への責任の貫徹を最優先として、引き続き経営改革を進め、賠償や廃炉に必要な資金の安定的な確保に努めることが重要だ」と述べ、福島第一原発事故への対応にあたるためにも、さらなる経営改革が必要だという考えを示しました。
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