[2025_12_15_01]「ブラックアウトの可能性ゼロではない」相次ぐ地震で頭をよぎる“胆振東部地震の大停電”の記憶―北海道電力が語る電力供給の安全性と、大停電の教訓から学んだ「最新の防止策」とは(FNNプライムオンライン2025年12月15日)
 
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「ブラックアウトの可能性ゼロではない」相次ぐ地震で頭をよぎる“胆振東部地震の大停電”の記憶―北海道電力が語る電力供給の安全性と、大停電の教訓から学んだ「最新の防止策」とは

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 12月12日、最大震度4の地震が発生。
 8日に発生した地震との関連が懸念される。
 今回のような大きな地震で記憶に新しいのが、2018年9月に発生した胆振東部地震だ。

 相次ぐ地震による「停電」リスクはあるのか

 厚真町で最大震度7を観測し道内の約295万世帯でブラックアウトが発生した。
 この大規模な停電は、厚真町にある苫東厚真発電所の停止が引き金だった。
 実は今回、12月8日に起きた地震発生後、この苫東厚真発電所の2号機が停止していた。
 その後、約5時間後に発電を再開している。
 停止した原因については、地震の揺れで2号機のボイラーの中についていた灰が落下し、燃焼状態が不安定になったということだ。
 幸い今回は、停電は起きなかった。
 さらに、他にも地震による影響は広がっている。
 これは「北本連系線」という、本州と道内で電力を融通し合う送電線だ。
 送電線は全部で3本ありますが、そのうちの2本の送電線が8日の地震により停止。
 現時点で復旧のめどは立っていない。
 胆振東部地震が発生した当時、この送電線は全部で2本だった。
 その際に2本とも停止したことを受け、その後1本追加し3本になっていたが、そのうちの2本が再び停止してしまったのだ。

 北海道電力に聞く“ブラックアウト”の可能性

 今後、地震によるブラックアウトが起こる可能性があるのか、北海道電力に話を聞いてみると―
 「(連鎖的に発電所が停止した場合、)ブラックアウトが起こる可能性はゼロとは言えない」という回答だった。
 ただ、胆振東部地震の経験を踏まえ、北海道電力では、高速で供給バランスを整えるシステムを構築し、ブラックアウトの発生を最大限抑えるよう備えているとのこと。
 ブラックアウトの教訓が活かされている現状に、ひとまず安心できそうだ。
 FNNプライムオンライン
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