| [2025_12_19_10]東日本大震災 震源域の海底 断層境界にすべりやすい粘土含む層(NHK2025年12月19日) |
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参照元
07:06 東日本大震災を引き起こした巨大地震の震源域の海底を、JAMSTEC=海洋研究開発機構の探査船「ちきゅう」を使って掘削調査したところ、断層の境界にすべりやすい粘土を含む細かい岩石の層があることがわかったと、日本などの国際研究チームが発表しました。 日本やアメリカなどの国際研究チームは、去年9月から12月にかけて、東日本大震災を引き起こした巨大地震の震源域の海底で、JAMSTECの探査船「ちきゅう」を使った大規模な掘削調査を行いました。 調査では、太平洋プレートと陸側のプレートの境界にある断層を調べるため、宮城県沖の水深およそ7000メートルの海底で、幅100メートルほどの範囲内の3か所を掘削し、断層の境界付近の岩石などを採取して分析しました。 その結果、断層の境界に厚さ1センチほどのすべりやすい粘土を含む細かい岩石の層が広がっていることがわかったということです。 また、この部分を挟んで上側の岩石は比較的硬く、下側は柔らかい地質で、断層が動きやすい特徴があることがわかりました。 さらに、過去にこの付近で掘削した地点を含め5か所で断層の位置を比べると、最大で15メートルの高低差があり、本来はすべりにくい凹凸のある構造となっていました。 調査したJAMSTECの奥田花也研究員は、「2011年の地震で巨大なすべりを起こしたプレート境界断層は、不均質な構造だったが、すべりやすい層があることでこの不均質な構造を乗り越えて巨大なすべりが発生したことがわかった」などと話しています。 |
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