[2025_12_23_05]新潟県知事 柏崎刈羽原発6号機の再稼働同意を正式に伝達(NHK2025年12月23日)
 
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新潟県知事 柏崎刈羽原発6号機の再稼働同意を正式に伝達

 15:44
 東京電力柏崎刈羽原子力発電所について新潟県の花角知事は23日、赤澤経済産業大臣に対して地元として再稼働に同意することを正式に伝え、地元同意の手続きが完了しました。柏崎刈羽原発6号機について、東京電力は来年1月20日に再稼働させる方針です。

 東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原発をめぐり、新潟県の花角知事は23日、経済産業省を訪れて赤澤経済産業大臣と面会しました。
 この中で花角知事は、原発の安全性の向上や避難路を迅速かつ集中的に整備することなどの7項目について国の対応を確認した上で、再稼働を了承するという結論に達したと説明しました。
 これに対し、赤澤大臣は「地域の事情を踏まえた極めて重要なものと重く受け止めている」と述べた上で、国として責任を持って着実に対応していく考えを示しました。

 これを受けて花角知事は国の対応の確認が取れたとして地元として再稼働に同意することを正式に伝え、地元同意の手続きが完了しました。
 その上で花角知事は早期に柏崎刈羽原発を視察し、県民に向けて情報発信してほしいと求め、赤澤大臣は「必ず訪問する」と応じていました。
 柏崎刈羽原発6号機について、東京電力は来年1月20日に再稼働させる方針で、24日、原子力規制委員会に再稼働に必要な検査の確認を申請する見通しです。
 再稼働した場合、東京電力の原発としては福島第一原発の事故のあと、初めてとなります。

 花角知事 原子力規制委に原発の安全性向上を要望

 これに先立ち、花角知事は23日午前、原子力規制庁を訪れて金子修一長官と面会し、新たな知見が得られた場合、原発の安全性を速やかに再確認することなど、国に確認するとしていた項目への回答を求めました。
 これに対し金子長官は、常に新たな知見を収集し反映が必要な場合、基準を見直すなど、規制委員会として規制活動の強化に取り組むなどとする回答を文書で手渡しました。
 そして金子長官が「東京電力福島第一原発事故の教訓をもとに、安全性の向上のためやるべきことをしっかり行いたい」と述べると、花角知事は、「着実に取り組んでいただきたい」と要望していました。
 柏崎刈羽原発6号機について、東京電力は来年1月20日に再稼働させる方針で、24日、規制委員会に再稼働に必要な検査の確認を申請する見通しです。

 赤澤大臣「地域の実情を踏まえた取り組み進めたい」

 東京電力柏崎刈羽原子力発電所をめぐり、地元同意の手続きが完了したことに関連して、赤澤経済産業大臣は、23日の閣議のあとの会見で「AIの普及などで電力需要の増加が想定される中、わが国の産業や国民生活を電力の制約のない形にどう持っていくのかは非常に重要な課題だ。原発については安全の確保と地域の理解を大前提に、最大限活用していくという大方針のもとで考えていく」と述べました。
 その上で「政府としては原子力防災の充実・強化や東京電力のガバナンス強化、それに地域振興策など地域の実情を踏まえた取り組みを進めていきたい」と述べました。
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