| [2026_01_06_04]【専門家】今回の地震が起きた場所の特徴は?今後の見通しは?(NHK2026年1月6日) |
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11:24 今回の地震が起きた場所の特徴や今後の見通しを専門家に聞きました。 広島大学 中田名誉教授 「活断層が複数存在 引き続き注意」 中国地方などの活断層に詳しく2000年の鳥取県西部地震でも調査を行った広島大学の中田高名誉教授によりますと、午前10時18分に起きたマグニチュード6.2の地震の震源付近には、小規模な断層がいくつも確認されていて、この中の活断層がずれ動き地震を引き起こした可能性が考えられるということです。 中田名誉教授は「鳥取県西部から島根県東部にかけては、活断層が複数存在し、今回のようにマグニチュード6.2や6.3程度の地震はこれまでも繰り返し発生している。活断層が存在しているということは、過去に何度も地震が起きていたことを示している。今回も地震が続いていることから引き続き注意してもらいたい」と話しています。 京都大学 西村教授「 “ひずみ集中帯” 今後も1週間程度注意」 地震のメカニズムに詳しい京都大学防災研究所の西村卓也教授は「地震が起きた場所は山陰地方の『ひずみ集中帯』といわれる地震活動の多い地域で、2000年の鳥取県西部地震の震源に近いように見える。マグニチュードは6程度だが、震源が浅かったので、強い揺れになったとみられる」と指摘しています。 その上で「最初のマグニチュード6クラスの地震のあとも、震源が浅い場所で地震が続いているため、緊急地震速報が連続する事態になっているとみられる。今後も1週間程度は同じような強い揺れを伴う地震に注意してほしい」と呼びかけています。 東北大学 遠田教授 「断層が併走 同じような揺れの地震に注意」 今回の地震について、活断層などに詳しい東北大学の遠田晋次教授は「地震が起きた地域は小さい断層が分散して存在し、マグニチュード6前後の地震が頻繁に起きている地域だ。今回は陸のプレートの中の浅い場所で起きた地震で、2000年に発生したマグニチュード7.3の鳥取県西部地震の震源のすぐ西側で発生しているとみられる。同じような断層が併走して並んでいる場所なので2000年の地震のような、きょうより少し規模の大きな地震が起きてもおかしくない」と指摘しています。 その上で「震度5強の揺れを伴う地震が起きたあと、余震と考えられる地震が相次いでいるが、今後1週間程度は同じような揺れを伴う地震に注意をしてほしい」と呼びかけていました。 鳥取県 島根県 これまでの地震活動 山陰地方は地震を起こすエネルギーが蓄積している「ひずみ集中帯」と指摘されていて、過去にもマグニチュード6から7クラスの地震が繰り返し発生しています。 鳥取県の東部では1943年にマグニチュード7.2の地震が発生し、鳥取市で震度6を観測したほか、1000人以上が死亡する大きな被害が出ました。 鳥取県の中部では2016年10月にマグニチュード6.6の地震が発生して、最大震度6弱を観測し、けが人が出ています。 また今回の震源に比較的近い鳥取県西部では、2000年にマグニチュード7.3の「鳥取県西部地震」が発生し、鳥取県境港市と日野町で震度6強を観測して、多くのけが人が出ました。 島根県でも2018年には西部でマグニチュード6.1の地震が発生し、震度5強を観測しました。 |
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