| [2026_01_06_06]長周期地震動「階級4」とは 気を付けることは 鳥取で長周期地震動「階級4」を観測大阪、四国、九州でも「階級1」(TBS2026年1月6日) |
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11:08 島根県東部を震源地とする午前10時18分ごろの地震で、長周期地震動の階級4が鳥取県境港市東本町で観測されました。大阪、徳島、高知、福岡でも長周期地震動の階級1が観測されています。 島根県東部を震源地とする午前10時18分ごろの地震では、最大震度5強を観測しました。震源の深さは11km、地震の規模を示すマグニチュードは6.4と推定されています。 各地の震度とは別に、今回は長周期地震動が観測されました。 ・階級4 島根県西部 ・階級2 島根県西部 ・階級1 大阪府北部、徳島県北部、高知県東部、福岡県筑後 長周期地震動の階級とは 長周期地震動の「階級」は、長周期地震動による揺れの大きさを示すもので、「震度」とは異なります。階級4が観測された鳥取県西部では、地上と比較して高層ビルの高層階などで大きく揺れた可能性があります。 長周期地震動は、周期の長いゆっくりとした揺れで、高層ビルなどでは揺れがなかなかおさまらず、数分以上揺れ続けることがあります。 東日本大震災でも観測 700キロ離れた場所でも長い揺れで被害 長周期地震動の揺れは、2011年3月11日の東日本大震災でも観測されました。 震源から数100キロ離れた東京や神奈川などで高い建物や野球場の照明灯が、ゆっくりと大きく揺れました。 東日本大震災では、震源地から700キロ以上離れた大阪市での震度は3でしたが、55階建て高層ビルが大きく揺れ、エレベーターのロープが損傷して乗っていた人が一時、閉じ込められるなどの被害が出ました。 このように震源から遠く離れた場所でも高層ビルなどをゆっくりと揺らす周期の長い大きな揺れが、「長周期地震動」です。 「長周期地震動」の揺れは、4段階の「階級」で示され、3は、立っていることが困難な「非常に大きな揺れ」で、4は、はって動くことしかできないような「極めて大きな揺れ」となります。 階級3か4の揺れが予想される場合に、緊急地震速報で警戒が呼びかけられますが、気象庁は過去の例では国内で階級3か4が観測される頻度は年に1回か2回程度としています。 なぜ起こる?メカニズム 地震の揺れには、ガタガタと細かいものから、ゆらゆらと大きなものまで、いろいろな「揺れの周期」があります。 大きな地震が起きると、「長周期地震動」と呼ばれる、非常にゆっくりとした、大きな波のような揺れが発生して遠くまで伝わります。 建物には固有の揺れやすい周期があります。地震の揺れの周期と建物が揺れやすい周期が一致すると共振と呼ばれる現象が起きて、建物が大きく揺れます。 高層ビルの揺れやすい周期は、長周期の波と「共振」しやすく、高層ビルが長い時間にわたって大きく揺れることがあります。また、高層階の方がより大きく揺れる傾向があります。 震源が浅くて大きな地震ほど、長周期地震動が発生しやすくなります。 長い周期の揺れは、短い周期の波に比べて減衰しにくく、遠くまで伝わります。 長周期地震動のリスクが高い場所 高い建物ほどリスクが大きいとされ、気象庁は長周期地震動に関する情報はおおむね14階から15階以上のビルを対象としています。 気象庁は、通常の地震でも長周期地震動でもとるべき行動は同じで、「慌てずに頭を守るなどの身を守る行動をとってほしい」と呼びかけています。 なお、島根県東部を震源地とする地震は、1月6日午前10時18分の震度5強以降、震度5弱が1回、震度4が1回、震度3が5回、震度2が9回、震度1が13回で、震度1以上の揺れを30回観測しています。(7日午前10時現在) 過去にも1週間程度の間に同じ程度の地震が発生 気象庁では、「この地域では過去に、大地震発生から1週間程度の間に同程度の地震が続発した事例がある」としています。 揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度5強程度の地震に注意するとともに、さらに強い揺れをもたらす地震が発生する可能性もあり、注意を呼びかけています。 特に地震発生から2〜3日程度は、強い揺れをもたらす地震が発生することが多くあります。 身の回りで揺れで倒れて来るもの、飛んでくるもの、落ちて来るものがないようにしてください。 家具の固定、非常用持ち出し袋、水や食料の備蓄や、避難場所の確認など日ごろからの地震の備えが大切です。 |
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