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[2024_12_11_03]柏崎刈羽原発の被ばくシミュレーション、7号機だけ?過酷事故は想定せず?新潟県の前提条件に批判や疑問次々 県議会厚生環境委員会(新潟日報2024年12月11日) | ![]() |
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13:10 東京電力柏崎刈羽原発での事故を想定して新潟県が実施する被ばく線量シミュレーションの前提条件などを巡り、新潟県議会12月定例会の厚生環境委員会では10日、各党会派から批判や疑問の声が上がった。 県が行うシミュレーションは、原子力規制委員会が9月に公表した仮想の原発で事故が起きた際のシミュレーションを参考に、柏崎刈羽原発の出力や気象データを当てはめる。規制委のシミュレーションは重大事故対策が機能する前提で行われており、県も同様の前提で実施する。 委員会で、県はシミュレーションの対象は7号機のみであることを明らかにした。 これに対し、自民党の柄沢正三氏(長岡市・三島)は、東電が来年6月に6号機の燃料装?(そうてん)を行う日程を公表していることを踏まえ、「東電は6号機と7号機を一緒に動かすつもりだ。シミュレーションを修正すべきではないか」と疑問を呈した。 県原子力安全対策課の金子信之課長は「安全対策工事や検査が終了している7号機でまずやる」との考えを強調。柄沢氏が再三見直しを求めた結果、原直人防災局長は「懸念は理解した。意見を踏まえて考えていきたい」と応じた。 また、未来にいがたの牧田正樹氏(上越市)は、重大事故対策が奏功した場合のみの想定に懸念を示し、「何通りかやった方がいい。新規制基準でも、万が一がある」と指摘。未来にいがたの土田竜吾氏(上越市)も「過酷事故を想定せずに行って意味があるのか」と首をかしげた。 (後略) |
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