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島根原発2号機再稼働へ 中国電力が安全対策公開
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　島根原子力発電所2号機の原子炉の再起動が今月（12月）7日に迫るなか、中国電力は、2日、一連の安全対策工事で講じた、耐震性の強化などの設備を報道機関に公開しました。
　中国電力は、2012年の1月以降停止している、松江市にある島根原発2号機について、一連の安全対策工事を終え、今週土曜日・7日に原子炉を再起動する方針です。
　これを前に、2日、中国電力は、安全対策工事で講じた、耐震性の強化などの設備を報道機関に公開しました。
　このうち、2号機の建屋内には、鋼鉄製の支柱がおよそ1万か所設置されているほか、配管の下などに、地震の揺れを吸収する円柱型の装置が53台、設置されています。
　また、最大で厚さ30センチほどの鉄製の扉が59枚設置され、津波のほか、内部の配管が壊れた際など、浸水から重要な設備を防ぐことができるということです。
　島根原子力発電所の岩崎晃所長は、「東日本大震災以降、原発の安全向上に努めてきた。地域の皆さまから信頼していただけるよう、安全を第一に取り組んでいきたい」と話しています。
　中国電力は、島根原発2号機について、原子炉を再起動させたのち、作業が順調に進めば、今月（12月）下旬にも構内での発電を開始し、来月（1月）上旬に営業運転を再開する計画です。