[2024_11_22_03]北海道電力の泊原発、自然災害の主要な審査終了(日経新聞2024年11月22日)
 
参照元
北海道電力の泊原発、自然災害の主要な審査終了

 19:01
 北海道電力は22日、原子力規制委員会の審査会合で泊原子力発電所(北海道泊村)3号機再稼働に向けた地震対策について説明した。規制委は「おおむね妥当に検討されている」としており、北電の対策は大筋了承を得た。これで火山、津波、地震といった自然災害の想定に関する主要な審査は終了した。
 地震の揺れの想定値である「基準地震動」については、2023年6月に規制委から了承を得ていた。北電が24年7月の審査会合で、積丹半島付近の海域の断層に関する新たな知見を反映させると表明していた。地震の揺れのシミュレーションをやり直したが、23年6月に了承を得た最大の揺れが693ガルとする基準地震動と変わらなかったとした。
 北電は12月下旬までに、設置変更許可を得るための必要な説明を終える方針。今後は自然災害の想定に伴うプラントへの影響や対策を説明する。
KEY_WORD:TOMARI_: