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「入札保証金」として借りた1000万円を詐取…「中間貯蔵施設」隣接地の競売 職業不詳の80歳容疑者ら逮捕
　19:35
　青森県むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設の隣接地競売を巡り、入札保証金名目で金をだまし取ったとして、警視庁滝野川署は14日、詐欺の疑いで、職業不詳の関義則（80）＝東京都中央区、会社社長の反町文夫（75）＝同大田区＝両容疑者を逮捕したと発表した。
　逮捕容疑では、2018年5月13日、徳島県の建築会社の会社役員男性＝当時（49）＝に対し、工事をあっせんする意思も能力もないのに、「むつ市の原発関係の土地が競売に出されている。開発が進めば必ず収益が得られる土地なので、入札保証金1000万円を借りたい。落札できたら大型の仕事を回せる」と持ちかけ、1000万円をだまし取ったとされる。
　署によると、関容疑者は「事実無根です」、反町容疑者は「なぜ詐欺にあたるのかわからない」といずれも容疑を否認している。