[2024_08_07_04]使用済み核燃料、初の敷地外保管へ 地元は「最終処分地」化に懸念(毎日新聞2024年8月7日)
 
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使用済み核燃料、初の敷地外保管へ 地元は「最終処分地」化に懸念

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 原発の使用済み核燃料を一時的に保管する中間貯蔵施設が青森県むつ市で9月までに稼働する見通しとなった。原発敷地外での使用済み核燃料保管は国内初となる。地元では税収増への期待と、最長50年とする貯蔵期間が長引いて事実上の「最終処分地」と化すことへの懸念が交錯している。
 コンクリート打ちっぱなしの壁や柱が並び、巨大な倉庫のような空間が広がる。本州最北端・下北半島北部の港近くにある中間貯蔵施設の建屋だ。ここに使用済み核燃料が入った円筒形の金属容器が搬入される。
 施設は東京電力ホールディングスと日本原子力発電が出資する事業会社「リサイクル燃料貯蔵(RFS)」が運営する。建屋は既に完成した1棟に加え、もう1棟建設する構想がある。2棟合わせてウラン換算で計5000トンの燃料を搬入できる計画だ。(後略)
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