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[2024_07_25_07]<福島第一原発>地下にある高線量の”劣化土のう”回収へ 15トンあまりを水で押し流す作業開始(福島テレビ2024年7月25日) | ![]() |
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参照元
11:00 福島第一原発で、地下水などが燃料デブリに触れて発生した「汚染水」を浄化して「処理水」にする過程での通り道になっている建物で、大量の「劣化土のう」の押し流し作業が7月25日に始まった。 作業を開始したのは、プロセス主建屋と高温焼却炉建屋の2つの建物で、事故当時から、高線量の「汚染水」を浄化するため、放射性物質を吸着するゼオライトの土のうと、油分などを吸着する活性炭の土のうが大量に投入された。 時間の経過によって劣化して破れるなどして、大部分が地下に流れ込み、「汚染水」の中に浸かってしまっている。 一方、地上の階段などにも15トンあまりの活性炭土のうが残っていることなどから、7月25日には、これらの土のうを水で流し込み、地下に送る作業を開始した。 すべての土のうを地下に流し込んでからロボットなどで回収する方針で、作業の完了は2027年度を見込んでいる。 建物の地下に残っている水も、それを吸着した土のうも、非常に線量が高いことから、東京電力は「放射性物質を含むダストの舞い上がりなどに注意して慎重に作業を進める」としている。 |
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KEY_WORD:汚染水_:FUKU1_: | ![]() |
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