[2024_02_02_04]九州電力玄海原発3号機が発電再開 通常のウラン燃料で(NHK2024年2月2日)
 
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九州電力玄海原発3号機が発電再開 通常のウラン燃料で

 18:06
 佐賀県玄海町にある玄海原子力発電所で、九州電力は2日、3号機の発電を再開しました。玄海原発3号機では1月31日、原子炉を起動し、核分裂反応が連続して起きる「臨界」の状態になっていて、九州電力は2日午後3時すぎに発電を再開しました。
 これによって、稼働中の4号機とともに、玄海原発の2基が発電している状態となり、冬場の電力需要を支えたいとしています。
 3号機では、使用済み核燃料に含まれるプルトニウムを再利用したMOX燃料を使い、2009年からプルサーマル発電をしてきましたが、今回からは通常のウラン燃料が使われています。
 MOX燃料の製造を委託しているフランスの企業でプルトニウムの在庫がなくなったためで、MOX燃料による発電の再開は2026年度以降となる見通しです。
 一方、4号機は来月下旬まで稼働したあと、定期検査のため運転を停止する見通しです。
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