[2024_01_17_01]茨城の貯蔵施設公開 山口で計画の中国電(東奥日報2024年1月17日)
 
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茨城の貯蔵施設公開 山口で計画の中国電

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 原発の使用済み核燃料の中間貯蔵施設を山口県上関町で計画する中国電力は17日、日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)敷地内にある同様の貯蔵施設を同社と共同で報道陣に公開した=写真(原電提供)。
 施設には使用済み核燃料が入った高さ5・7メートルの容器が15基保管されていた。最も古いものは2001年から置かれている。冷却設備はなく、外気を施設内に取り込んで冷やす仕組み。容器の表面温度は冬場で約30度。手で触れると熱を帯びていた。
 上関町は希望する住民50人を対象に1泊2日で施設の視察を近く予定している。町の担当者は取材に対し「村の受け入れ態勢もあり、複数回に分けて実施する」と話した。
 中国電は昨年8月、施設建設を町側に提案。西哲夫町長が建設の適否を確認する調査の実施を容認した。
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