[2021_01_12_04]原発事故めぐる避難生活に関する検証 取りまとめを知事に報告(TENYテレビ新潟2021年1月12日) |
参照元
福島第一原発事故にともなう避難生活について調べてきた県の検証委員会の生活分科会の取りまとめが1月12日、花角知事に報告された。 避難生活の検証は、原発事故をめぐる県の3つの検証のうち『健康と生活への影響に関する検証委員会』の生活分科会が進めてきた。 生活分科会による検証が終了し、12日にその結果が花角知事に報告された。 “社会生活や人間関係を取り戻すことは容易ではない”など7つの点を指摘している。 検証結果は今後開かれる検証総括委員会でも報告される予定。 『健康と生活への影響に関する検証委員会』の松井克浩副委員長は「極めて深刻な被害が生活の上で生じるという事をよく踏まえて考えていただきたい」と述べた。 一方、東京電力は12日、柏崎市の桜井市長のもとに新年のあいさつで訪れた。 東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原発7号機は国の審査はすでに終わり、1月13日にも安全対策工事が完了する見込み。 ことし3月には核燃料を原子炉に入れた上での検査を予定していて、地元の同意が次の焦点となっている。 東京電力新潟支社の橘田昌哉代表は「検査というものがどういう目的でどういうスケジュールで行われていくのか、こういったことを県民の皆様にお伝えをしていきたい」と述べた。 柏崎市の桜井市長は「柏崎市民の代表でいらっしゃる議会の方々の議論を通して自分の考え方をあらためて固めていく」と述べた。 東京電力は12日、刈羽村にも訪れて同様の意見交換をしている。 |
KEY_WORD:KASHIWA_:FUKU1_: |